脱毛する前から揃えたいケア帽子
抗がん剤で脱毛する前にウイッグの準備はしておいたのだけど、ケア帽子を購入したのは、脱毛し始めてからだった。ケア帽子の前に、部屋中に髪が抜け落ちるのを防ぐために、紙キャップが必要だ!ということになり、しばらくはそれをかぶってすごしていた。
こういうのをかぶって、髪をキャッチしておくわけです。それでも部屋の中にびっくりするほど髪が散乱するので、コロコロを常備しておくことになるのだけど。
実は結構バラエティがあるケア帽子
ケア帽子、病院の化学療法室にもいくつかサンプルがあるし、病院売店にも何枚か売っているのはしっていたけれど、探してみると種類が豊富なことがわかる。アマゾンや楽天で検索すると出るわ出るわ。選び放題。
また、小林麻央さんがかぶっていたといわれる、ロワゾーブルーの可愛いケア帽子など、価格からデザイン、生地の種類など、目移りするばかりで、なかなか選べなかった。
迷っていても仕方ないので、いくつか買ってみることにしたのが、これら。
かわゆいリボンが印象的な上段左、下段右は同じもの、下段中央はその色違いで、九州・小倉にある医療提携サロン チャームで購入したもの。
リボンは取り外しができるし、上段左、下段右の写真のように、帽子に三つ編みの付け毛がついているというアイディアがユニーク。スナップで簡単に付け外しができるし、そのスナップも直に頭皮に当たらないように工夫がしてある。
そしてこれをかぶると、なぜか松田聖子になったような気がする。なぜ?
写真上段右、下段左のは、これ。
薄手のコットンで軽く、かぶっていてラク。家の中でだけ使用するのであれば、季節問わずこれで十分。一番使用頻度が高いケア帽子。
写真中央はこちら。
GUNZE(グンゼ)/MediCure(メディキュア)/サポートキャップ 男女兼用/NP9001
- ジャンル: レディースファッション・靴 > 婦人服 > その他
- ショップ: グンゼオンラインショップ
- 価格: 1,620円
ゴム編みがしてあって、寝ていてもずれないような工夫がしてあるのだけど、まあ寝ていれば脱げる。多少は伸びるがゴム編み部分も最初はきつく感じるかも。ただこのゴム編み部分の締め付け感は、好き嫌いはあると思う。
何枚あってもいいから、お見舞いにも
脱毛しているとき、家にいるときは常にケア帽子をかぶっていた。
脱毛している私を見る家族の気持ちは、結構辛いものがあるようだった。明るい色やふだんなら絶対選ばないようなファンシーなデザインのケア帽子は、家族への気遣いの意味もあるし、意外にも私自身の気分もアップし、気分よく過ごせる小道具になってくれた。
抗がん剤で脱毛時からしっかり伸びるまで、家では毎日使うもの。何枚か試しに購入してみて、お気に入りを見つける。そして早めに準備しておくのがいい。
毎日かぶるから、洗い替えが必要になる。何枚あってもいいものだから、抗がん剤治療をしている方へのお見舞いにケア帽子、というのも気がきいていていいと思う。
ちなみに絶賛発毛中のいまは、軽くて薄くてラク!うっとうしくない!もっぱらこれを愛用中。アマゾンで購入したケア帽子の色違いです。