ジコカイジ

self-disclosure‐‐‐乳がんのこと、仕事のこと、生き方のことを書いていくchisa/千祥のブログ。

ヘルプマークを卒業して1か月経ったけれど。

いい気になってヒール履いて

足首ねんざ…

 

かれこれ1か月ほど前のこと。7月に入り、手足のしびれもマシになってきて、ヘルプマークをバッグに付けて外出しなくなった。そしてあの猛暑到来である。夏気分マンマンで、素足に大好きなウエッジソールのサンダルを履いて出かけてみたところ…足首ねんざ。

 

 

なんでここで転ぶの?と、自分で自分に問い詰めたいたいような平坦な道で、足がもつれた。もつれた原因は、足のしびれを庇いつつ、長時間高いヒールのサンダルで歩いたためだと推測。

 

早速、ウエッジサンダルはお預けとなり、しばらくはビーサン生活を送った。

 

手足のしびれという副作用

 

手足のしびれという副作用はタキサン系抗がん剤(タキソールやタキソテール)のものだ。投与していた時は、かなり強いしびれがあったが、終了後は次第に薄れる。

 

しかし、最後に投与してからもう半年近く経つのに、薄れたとはいえ手足のしびれはまだある。もっと深刻にしびれが残っている人もいるので、私などは全然マシなほうなのだが、それなりに気になる。

 

8月も半ばを過ぎた。ヘルプマークを付けなくなって、そしてねんざから、1カ月以上経った。少々残るしびれを少しでもよくするために、もっと歩く。運動する。いま自分にできることをやっていくつもり。

 

お守りではなく、本当に守るものとして機能するように

 

抗がん剤治療が始まってから、放射線治療が終わるまでの間、何かあったときのサインとして、外出時には必ずバッグにヘルプマークを付けていた。

 

でも、ヘルプマークを付けていてよかった、と思えるようなことはほとんどなかった。存在を知らない人の方が多いし、地下鉄の中で嫌がらせされたこともある。それでも私はヘルプマークを付けて外出していた。手放すことはなかった。万が一のときには、役に立ってくれるはずだと根拠なく信じていた。それはお守りを身に付けるようにな気持ちだった。

 

ヘルプマークから卒業して1か月。見かけ上は分からないが、何らかの困難を抱えている人がいること、そういう人のためにヘルプマークがあるということ、そして本当の意味でその人たちを守るものとして機能するように、これからも伝えたい。

 

大好きなウエッジソールのサンダルはいま、活躍中である。

 

 

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