ジコカイジ

self-disclosure‐‐‐乳がんのこと、仕事のこと、生き方のことを書いていくchisa/千祥のブログ。

天気痛との付き合い方。

天候が大きく変化するときの不調。

昨日の夜から頭痛である。なかなか収まらないのでお風呂にも入らず就寝したが、朝になっても頭痛が続いている。いつもシャープな効き目を発揮してくれるバファリン プレミアムを飲んだが、今日はなぜか効かない。仕方ないので終日ゴロゴロして過ごす春分の日であった。

 

頭痛の原因はおそらく天気痛。雨が降る前日、台風の来る前、気温の上下が激しく変化するときに起こるのだ。気象の変化、なかでも気圧の変化が関係しているらしい。日本にひとつだけ、天気痛を研究し、天気痛外来を開いているのが、愛知医科大学学際的痛みセンター客員教授・佐藤純医師だ。

 

日本にただ一人の”天気痛外来医師”に聞く「どうして雨の日は調子が悪くなるのか?」低気圧と「内耳」のメカニズム という記事に、そのあらましが書いてある。

https://bunshun.jp/articles/-/3003?page=2

 

天気痛はどのようなメカニズムで起きるのだろう。天気痛を引き起こしている要因は、気圧、気温、湿度などいくつかがあるが、佐藤医師がもっとも注目しているのは「気圧」である。その変化を敏感に感知するのが内耳。内耳とは、中耳のさらに奥に位置し、三半規管や前庭など体のバランスを保つ器官が集まっている部分である。

 

「内耳の感度は、人によってかなり違いますが、敏感な人は気圧のちょっとした変化も感じ取ってしまいます。低気圧が近づく2日前になると古傷が痛むという人がいるのはそのためです。これから多くなるゲリラ豪雨のときに生じる細かい気圧の変化も感知してしまう。ゲリラ豪雨のときは気圧が一度グンと下がって、すぐに一気に上がるのですが、それを感じてしまって、具合が悪くなるのです」

 

そして気圧の変化は、頭痛だけではなく、腰痛、関節リウマチ、心臓病、脳卒中、喘息、歯周病、うつにも影響を与えるらしい。よく、雨が降る前に古傷が痛む、などといわれるが、気圧の変化を敏感に感じ取ってしまうからなのだ。

 

実は私の頭痛、2001年に最初の乳がんを経験してから起こっている。気圧の変化によって手術痕が痛むことはないが、天気に起因する頭痛は2001年の治療以降に始まっているので、なんらかの関係があるのだと思う。

 

この記事によれば、まず天気と症状の関係を知るために「痛み日記」をつけることを推奨している。

 

天気と体調の関係、ある種の規則性を知ることが、天気痛脱出の第一歩だと話す。つまり、痛みが起きる自分なりの法則を把握するのだ。

 それを見つけるのに役立つのが「痛み日記」である。記録するのは、天気、気圧の変化、日記(感じたストレス、めまい、耳鳴りなど)、痛みの強さ(11段階評価)、運動、睡眠(3段階)。「頭痛ーる」というスマートフォンアプリもあるので、それを活用してもいい。頭痛の人以外でも使えるアプリだ。

 

佐藤医師がよく処方するのは抗めまい薬である。肝心なのは飲むタイミングなのだが、それを探るときに役立つのが、さきほどの痛み日記。たとえばめまいや耳鳴りといった、痛みが現われる予兆の症状が出たら、先回りして薬を飲んでおくのだ。抗めまい薬と五苓散などの漢方薬を併用することで改善したケースもある。

「抗めまい薬には神経の興奮を抑える作用もありますが、この二つの薬に共通しているのは、内耳の循環をよくし、いわゆるむくみをとることです。内耳の敏感さと、むくみには関係があるのではないかと考えられます」

 

佐藤医師は、日記を付け、痛みとの関係性を知っておく。そして抗めまい薬を飲むタイミングを知っておくのが有用なのだそうだ。

 

私の頭痛への対処は。

私の場合は、頭が痛いなと思ったら天気予報をチェックする。そして雨が近いとか、明日気温が急激に変化する、または台風が来るなど、天気に大きな変化があると分かればすぐに頭痛薬を飲む。これでかなり快適に過ごせる。結局、この佐藤医師の推奨するやり方に似ている。

 

 

私が頭痛を訴えると、ああもうすぐ雨降るんだねー、と夫が言う。実際、高確率で雨が降る。何時ごろ降るとか、いつやむとかわかればいいのにね、と夫は言うが、

 

私はアメダスか!

 

 

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんサバイバーへ にほんブログ村 その他生活ブログへにほんブログ村 その他趣味ブログへ