最近毎晩(正確には朝方)、金縛りに合う。
ウトウトしていると、突然体を動かすことができなくなり、助けを呼ぼうにも声も出せない。ここ1か月ほど毎日なので、金縛りdaysである。霊がどうとか、そういうことではない(と思う)。そういう気配はなかった。昨日までは。
今朝がたの金縛りは少々違う。金縛りになり、そこから抜け出そうともがくが、もちろん無理。なんとか声を出そうとしても、うーうー唸るばかりである。あー今日もか。。。とあきらめ気分のところに、どこからか声が聞こえる。声の方向にいるのは、私のぬいぐるみのクマである。
クマ?ぬいぐるみのクマが?
とうとう幻聴を聴いてしまったのか、夢だったのかわからない。しかし、我がぬいぐるみのクマちゃん、その名も「赤い子」(なぜ「赤い子」という名前かというと、赤いベロアでできたクマだからである)が私に向かって、ねえねえ日中楽しかった?日中楽しかった?と何度も繰り返し聞いてくるのである。なんだ日中楽しかった?って。どんな意味だ。
金縛りに合うときというのは、頭と体の疲れ方が異なるときなのだと思う。今はどっちが疲れているのだろう? どちらがより疲れているのかわからないが、生活が加速度をつけて変化している。仕事の質、スピード感がこれまでとは全然違うのだ。仕事の速度はwindows10なのに、私ときたらwindows95をダイアルアップ接続しているようなものなのだ。ピーヒョロヒョロヒョロヒョローって。追いつけているのか周回遅れなのかもわからない。
こんなときものをいうのは体力だ。体力があれば大抵のことは乗り越えられる。頭が切れるとか地頭がどうとかいうが、そんなものは小手先である。体力があれば粘れる。粘れれば大抵のことは理解したり表現したりできる。私にいつも足りないのは体力である。
早く慣れないとな。