ジコカイジ

self-disclosure‐‐‐乳がんのこと、仕事のこと、生き方のことを書いていくchisa/千祥のブログ。

独り言つ

殺してと言われた翌日からのこと。

お姉ちゃんお願いします殺してくださいと妹に言われた翌日。予断を許さない状態が続く夜間と違い、日中は穏やかな時間を過ごせていた。夜間に比べれば、妹の様子は落ち着いている。とはいえ全身ではあはあはあと苦し気な努力呼吸は続いていた。 www.chisa.on…

お姉ちゃん私を殺してと言われた夜。

頭痛と高血圧の正体は、がん性髄膜炎だった このブログは、乳がんで急逝した妹のことを書くことが目的のひとつだ。特に亡くなるまでの妹の様子、そして私が家族として経験したことを書いている。 家族だからというだけでなく、私自身乳がんを経験していたか…

博士後期課程在籍者の(わりと)暗い未来の話。

朝日新聞の記事を読んだ。博士号を持ちながら、大学で職を得られず自死した女性の話である。 「家族と安定がほしい」心を病み、女性研究者は力尽きた https://www.asahi.com/articles/ASM461C8QM3YULBJ016.html?ref=hiru_mail_topix1 あなたには既に職があっ…

天気痛との付き合い方。

天候が大きく変化するときの不調。 昨日の夜から頭痛である。なかなか収まらないのでお風呂にも入らず就寝したが、朝になっても頭痛が続いている。いつもシャープな効き目を発揮してくれるバファリン プレミアムを飲んだが、今日はなぜか効かない。仕方ない…

インタビューのお仕事は楽しい。

1月はどういうわけか、インタビューのお仕事しかしなかった。なぜかしらん。大丸松坂屋さんのお仕事で、女優・萬田久子さんのインタビューもそのひとつ。 還暦を迎えたとは思えない美しさ、そして明るく楽しく、人として可愛らしい。素敵な方だった。ここま…

インタビューのお仕事。

インタビューのお仕事をした。私がインタビュアー。 婦人公論2月12日売り号で、漫画家の倉田真由美さんをインタビュー。 600人斬りバツ3の夫と結婚して10年目のくらたまさん。ドライなようで、しかし愛情豊かな不思議な結婚生活の様子をお聞きした。子煩悩な…

AYA世代のがん/池江璃花子さんの白血病公表のこと。

白血病に罹患したことを発表した池江璃花子さん。今日の午後からこの話題で持ち切りである。夕方には水泳連盟の記者会見もあり、彼女がすでに治療を開始していること、東京オリンピック出場を諦めていないことが伝えられた。 池江さんは日本記録を多く塗り替…

喪失感を共有してくれる小津映画。

なぜか無性に小津映画が観たくなる時がある。 もうひとつのブログ「美貌録」で小津映画のことを書きました。無性に小津作品を観たくなることがあるのです。 bibou-roku.chisa.online 一番好きな作品は「秋刀魚の味」。小津の遺作です。。ストーリーは相変わ…

もうすぐ死ぬと知っていても

妹の仕事仲間が見舞いに来てくれたときのこと。 余命宣告の数日後のこと。妹の仕事仲間のひとりがお見舞いに来てくれた。すでに妹のスマホは私が預かっており、友人たちの連絡は私に委ねられていた。彼女がお見舞いに来る前に、妹の病状が悪いため15分ほどに…

人はどうして最期に感謝の言葉を口にするのだろう。

感謝の言葉を向けられて。 人は死期が近づくと、周囲への感謝の言葉をのべるようになるという。妹も亡くなる1か月ほど前から、折につけ、感謝の言葉を言うようになる。 入院してからしばらくは、病状の悪化や医師への不信感から、ささいなことで怒りを周囲に…

妹が遺伝性乳がんのカウンセリングを受けたときのこと。

告知を受けて。 2015年3月、妹はT病院のB先生から乳がん、ステージⅣと診断を受けた。PETの結果を見ながら、左腕の痛みはがんが肩に広範囲に広がっているためであること、肝臓関門部などに微細ながら光が集積していて、転移を疑われることを告げられた。お姉…

夕食を作ってくれる人がいればいい。

私は夕食を作らない。作らなくなってかれこれ数年経つ。夕食は毎晩、夫が作る。クリスマスも例外なく夫が作った。写真はアボカドのサラダ2種の前菜。 今朝はお雑煮を作ってくれた。 きっかけは数年前。夫が料理教室に通うようになったことからである。せっか…

妹が緩和ケアを理解しようとしなかった理由/誤解と不信。

治療と同時に開始した緩和ケア 妹が治療を開始してから亡くなるまでの8か月間は、痛みとの闘いだったといえる。妹は抗がん剤治療を開始すると同時に、緩和ケアも始めた。左腕に強い痛みがあり、それは左肩に広がったがんのせいだとのことだった。痛みを取っ…

不吉な予感/こうもりの死

ベランダに瀕死のこうもりがいた。 朝、リビングのロールカーテンをあげると、ベランダになにか、黒いかたまりがあるのをみつけた。窓を開け、ベランダに出る。近寄って見るとその黒いかたまりは、あり得ないことに、小さなこうもりであった。夏の日の夕暮れ…

たぶんあれは、虫の知らせ

虫の知らせ。 何年も帰省してこなかった息子が突然帰ってきて、家族団らんのひとときを過ごし、一か月後に急逝してしまうなど、人には死を予知する能力ーーー虫の知らせがあるのだ、という記事を読んだ。それとは少し違うのかもしれないが、妹にも少々思い当…

言霊の人・ふくちやゆみさんのこと。

最近私のブログを読んで、インド占星術の先生や四柱推命の先生の連絡先を教えてくださいというお問合せのコメントやメールが突如として増えた。インド占星術の先生のことはお教えできるので、知りたい方はご連絡ください。 ほとんどのコメントは、私のブログ…

月星座/牡羊座に惑わされて生きてきた私

ひょんなことから、手紙屋ヒカルさんという方と知り合った。 ヒカルさんはオンラインで西洋占星術鑑定や、メモリーオイルを販売していらっしゃるらしい。オンラインで鑑定を始めたのは、ほんの数か月前からだという。 ZOOMを使って、私のホロスコープを見せ…

TWILLO 神条昭太郎さんの白い屋台に出会った日。

1年前の朝、我がマンション前に白い屋台がぽつんと置かれたままになっていたのを見つけた。それが屋台バー TWILLOの神条昭太郎さんとの出会いだった。その日のことをFacebookに書いている。 FBに書いてあるように、私はこの日、抗がん剤を投与した日の夜だっ…

怒声と慰め 

妹は、乳がんとわかった時すでにステージⅣであった。周囲の友人たちからの温かい応援や協力を得て、治療と子育てに頑張っていた。アバスチンとパクリタキセルを週1回投与するという治療を5月から始め、すぐに脱毛は起こったが食欲はほとんど落ちず、頻繁に友…

命日雑感。

今日は妹の命日だった。 先週末、妹が小学生のころから家族ぐるみでの付き合いがあった、Sちゃん一家が我が家に焼香に来てくださり、妹が小学生だった頃の思い出話をたくさんしてくださった。その思い出話しの中には母もいた。おばさんはお料理上手だったな…

「永訣の朝」を読む/2018年11月27日

永訣の朝 けふのうちにとほくへいってしまふわたくしのいもうとよみぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ(あめゆじゅとてちてけんじゃ)うすあかくいっさう陰惨いんさんな雲からみぞれはびちょびちょふってくる(あめゆじゅとてちてけんじゃ)青い蓴菜じ…

あの子は可哀そうな子

母の妹への愛情は、揺るぎない、特別なものだった。目に入れても、とよく形容するけれど、母は妹を目に入れても、そして母パンダが子パンダを嘗め回すように可愛がった。可愛がって甘やかして育てた。朝は母と一緒に起きるから幼稚園はいつも遅刻。食事はほ…

孤独と、暇と、沈黙は、人を殺す。

Facebook見ていたら、お友達として繋がっている下野誠一郎さんが、こんなことを投稿していた。 孤独と、暇と、沈黙は、人を殺す。 目に入った時、ドン引きしたのだけど、でもまあ、本当のことだよね。 暇だともれなく孤独だよね。孤独だともれなく沈黙もつい…

死ぬ前にわかった、妹の本当の望み。

自分が本当に望んでいることがなにかを、たぶんまだ知らないんだと思う。ふだんは、口を開けば、仕事がほしいだの、経済的に安定したいだの、自己実現したいだの、言っているけれど、本当にそうだか、わかったもんじゃない。 まあ、適当に聞き流してほしい。…

突破口を探しに、自分から行くことにした【独り言つ】

春から夏にかけてずっと、お仕事ないですか?こんなことできます、と営業してみたりしていたのです。でも全然お仕事来なくて、特に夏のヒマさは異常。家族や友人から振ってもらったお仕事のみ。一番期待していたところからも来ずなぜ?と思っていたら、風の…

人の想像力は有限。だからがんサバイバーの話を聞いてくれませんか。

想像力は有限だと思い知った事件のこと。 かれこれ10年は経つだろうか、某有名海外ブランドの時計が配送途中で盗まれるという事件があった。盗まれた時計が数千万円もの超高額だったこと、そのような時計がいわゆる宅急便で配送されていることに私は驚いた。…

2018年9月、預言カフェ再訪。

今日、大雨の中、赤坂の預言カフェを再訪した。1年ぶりだ。 exgirlfriend.hatenablog.com 平日にもかかわらず、ほぼ満席。店内を見まわすと預言するスタッフ2名がフル活動中である。オーダーしたのは預言ブレンド850円也。注文するやいなや、預言してくれる…

仕事がないのはがんのせいじゃない。これまでの自分への通信簿だ。

弱音を吐くのはよくない。テレフォン人生相談の加藤諦三は、弱音を吐いたり、自分の不遇を嘆くのは、形を変えた攻撃性の表れだと言っていた。確かにそうだ。 8月頭に仕事してから、これまで全く仕事がない。営業したりしても、ない。だからこんな頻度でブロ…

有賀さつきさん、さくらももこさん、そしてUさんーーーがんであることをカミングアウトしないという選択。

Uさんのこと。 まず、Uさんのことを書かせてほしい。この8月でUさんが乳がんで逝ってから1年が経ったのだ。 Uさんはある難病を抱えていたところ、2011年に乳がんにも罹患。がんはすでに肝臓へ転移していた。もともとの難病とがん治療、2つの病を治療する生活…

見放されていると思う時こそ、自分で自分にしがみつく時。

8月が終わった。 この平成30年の夏。がん治療が終わって最初に迎えた夏だった。酷暑の夏で、ウイッグで過ごしている私には辛い夏だった。 ジャパンキャンサーフォーラムで登壇したり、テレビの取材も受けた。それがご縁でこのブログを読んでくれている方もい…

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